FRP防水の施工方法
FRP防水は、ガラス繊維にポリエステル樹脂をしみこませる防水工事の施工方法です。
FRP防水は、母材となるコンクリートや金属、木部の表面にライニング(防水耐蝕のため、ゴムやウレタン、ポリエステルなどの合成樹脂、ガラス繊維、またシリカサンドを使って、積層によって樹脂を厚く塗り、皮膜をつくること)し、FRPの被覆防水層を形成します。
この施工方法だと、外気温が下がる冬の低温や、逆に真夏の高温、強い紫外線などにも対応できます。
現場でFRP防水の施工を行うメーカーもありますが、工場で成型したFRP防水のベランダを、現場にて設置するという施工方法を取るメーカーもあります。
FRP防水は、耐蝕、耐熱、対候性など、様々な外的要因から保護する機能があり、耐久性もあることから、新素材の防水材の施工方法として注目されています。
FRP防水のメーカー
FRP防水資材を扱っているメーカーは、日本にもたくさんあります。
FRP防水資材メーカーのひとつ、コニシ株式会社では、建築用シーリング剤のほか、接着剤も扱うメーカーです。
日新工業株式会社は、FRP防水資材だけでなく、総合防水を扱うメーカーです。アスファルト防水の草分けとしても有名なメーカーで、FRP防水だけでなく、様々な施工方法での防水を手がけています。
大泰化工株式会社は、軟質FRP防水のコンパック工法という施工方法をあつかっています。コンパックとは、「コンクリートをパックする」という意味合いから着ており、長い耐久性や良好な作業性により信頼を高めています。
FRP防水パンと単価
浴室を2階や3階に作りたいが、防水の面から不安がある、という人たちに指示されているのがFRP防水で浴室を仕上げる施工方法です。FRP防水の特注パンなどを扱うメーカーもあり、FRP防水パンとモルタル、石やタイルを合わせ、湿式で床の仕上げ剤を貼る、FRP防水パンとFRP複合板に接着剤と仕上げ剤で壁までしっかり防水するなど、様々な使い道があり、自分の希望に沿った浴室にすることができるのが、FRP防水パンの特徴です。
リグレーズ工法という施工方法では、浴室内の壁面や天井、床、浴槽などのリメイクに適した特殊の特殊塗料で、FRP防水材にも対応でき、地球に優しいリサイクル工法として注目されています。
以上のように、FRP防水は、ベランダの改装や、浴室を2階などに作りたい、といった要望に応える際、水漏れや水による侵蝕が起きないようにするために行う施工なのです。FRP防水特注パンといったFRP防水材もあり、それぞれの用途に合った使い方をすることで、浴室などを防水することができるのです。
また、施工の単価は、1平方メートル辺りで算出されています。メーカーによって異なるものの、大体1万円弱くらいが相場のようです。用途や施工方法・施工場所によって違いますので、必ず問い合わせてみましょう。
以上、FRP防水についてご紹介しました。